最短最速でお金持ちになる為のお金を増やす3つのコツ・方法

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作成日:2016年3月20日 更新日:2018年7月26日

お金持ちになるためには大きくお金を稼ぐことが必要ですが、それと同じくらい投資でお金を増やすことが重要になります。

今回は「最短最速でお金持ちになる為のお金を増やす3つのコツ・方法」について解説します。この3つのコツ・方法を知っていると知らないとでは、お金の増え方に大きな差がついてしまいます。上手にお金を増やすためにぜひお読みください。

 

最短最速でお金持ちになるためのお金を増やすコツ・方法3つのまとめ

最短最速でお金持ちになるためのお金を増やすコツ・方法は、大きく以下の3点あります。

  1. 複利で運用する
  2. 1日でも早く始める
  3. レバレッジをかける

それぞれについて詳しく解説していきます。

①複利で運用する 最短最速でお金持ちになるためのお金を増やすコツ・方法

最短最速でお金持ちになるためのお金を増やすコツ・方法の1つ目は、「複利で運用する」ということです。

複利とは「投資資金の元本によって生じた利息を元金に組み入れる運用方式」のことを言います。元本だけでなく利息にも翌期以降の利子がつくため、もらえる利息がどんどん増加していく仕組みです。これに対して単利とは「投資資金の元本を変えない運用方式」のことを言います。同じ金額の元本に利息がつくため、もらえる利息が常に変わらない仕組みです。

例えば、元本1,000万円を年利10%で運用する例を考えてみましょう。

単利で運用すると、毎年100万円の利息がつくので30年後には4,000万円になります。一方で、複利で運用すると、毎年もらえる利息の額がどんどん増えていき、結果として30年後には1億7,449万円になります。なんと30年後には複利と単利では1億3,000万円以上もの差になるのです。

投資は単利でなく複利でお金を増やすべき事がひと目で分かる1枚の図

このように、単利で運用する場合と複利で運用する場合では成果に大きな違いが出ます。利息が利息を生むこの複利で運用する効果を「複利効果」といいます。最短最速でお金持ちになるためには、「複利で運用する」ということが重要なのです。

なお、みんなの教科書では投資における複利の重要性について別記事で詳細を解説しています。あわせてお読みください。

みんなの教科書記事 「投資は単利でなく複利でお金を増やすべき事がひと目で分かる1枚の図

②1日でも早く投資を始める 最短最速でお金持ちになるためのお金を増やすコツ・方法

最短最速でお金持ちになるためのお金を増やすコツ・方法の2つ目は、「1日でも早く投資を始める」ということです。先に紹介したように複利で運用したとしても、投資を始めるスタートが遅れると結果に大きな差が出るのです。

例えば、さきほどと同じように元本1,000万円を年利10%で運用する例を考えてみましょう。30歳の時に元本1,000万円を複利で運用開始すると、30年後の定年時には1億7,449万円になります。これはさきほどと同じですね。

一方で、10年後の40歳から運用開始すると、20年後の定年時には6,727万円になります。10年運用を遅らせると投資運用成果で1億700万円以上の差がついてしまうのです。さらに、20年後の50歳から運用開始すると、10年後の定年時には2,594万円になり、20年運用を遅らせると投資運用成果で1億5,000万円近くの差がつくことになります。

投資期間と成果の差

このように、投資を開始する時期によって運用成果には大きな差が出てしまいます。最短最速でお金持ちになるためには、「1日でも早く投資を始める」ということが重要なのです。

なお、みんなの教科書では投資における時間とお金の関係について別記事で詳細を解説しています。あわせてお読みください。

みんなの教科書記事 「お金持ちになる為の「時間とお金の関係」についての3つの考え方思考

③レバレッジをかける 最短最速でお金持ちになるためのお金を増やすコツ・方法

最短最速でお金持ちになるためのお金を増やすコツ・方法の3つ目は、「レバレッジをかけ」ということです。

レバレッジとは日本語で「てこ」のことです。投資の世界でレバレッジと言うと、てこのように小さな資金で大きくお金を増やすことを意味します。

例えば年利1%で借入を行い、自己資金100万円を加えて年利10%で1年間運用したケースを考えてみましょう。借入が無しの場合は100万円✖10%で利益が10万円になります。利益率は10万円/100万円で10%ですね。

100万円借りて200万円を投資運用したとすると、200万円✖10%で利益が20万円になります。借入の利息100万円✖1%=1万円を差し引くと、19万円が残った利益ですね。利益率は19万円/100万円で19%と、借入しない時よりも高くなります。

同様に計算していくと、例えば投資金額を自己資金の20倍である2,000万円まで増やした場合、利益はなんと181万円・利益率181%にもなるのです。

自己資金 借入 投資金額合計 利益 自己資金に対する利益率
100万円 0万円 100万円(1倍) 10万円 10%
100万円 100万円 200万円(2倍) 19万円 19%
100万円 400万円 500万円(5倍) 46万円 46%
100万円 900万円 1,000万円(10倍) 91万円 91%
100万円 1,900万円 2,000万円(20倍) 181万円 181%

このように、レバレッジをかけて投資金額を大きくするかどうかで運用成果には大きな差が出ます。最短最速でお金持ちになるためには、「レバレッジをかける」ということが重要なのです。

レバレッジをかけた投資に失敗した場合

レバレッジをかけて投資をすると、投資がうまくいった場合には大きな成果が出ますが、反面投資が失敗した場合はそれ以上の損失が出ることに注意する必要があります。

さきほどと同じ例で、投資に失敗し年利10%のマイナスになった場合を考えてみましょう。借入が無しの場合は100万円✖-10%で損失が10万円になります。利益率は10万円/100万円で-10%ですね。

100万円かりて200万円を投資運用したとすると、200万円✖-10%で損失が20万円になります。借入の利息100万円✖1%=1万円を加えると、21万円が最終的な損失ですね。利益率は19万円/100万円で-21%となり、借入しない場合よりも大きくなります。

同様に計算していくと、例えば投資金額を自己資金の20倍である2,000万円まで増やした場合、損失は219万円・利益率-219%にもなるのです。

自己資金 借入 投資金額合計 損失 自己資金に対する利益率
100万円 0万円 100万円(1倍) -10万円 -10%
100万円 100万円 200万円(2倍) -21万円 -21%
100万円 400万円 500万円(5倍) -54万円 -54%
100万円 900万円 1,000万円(10倍) -109万円 -109%
100万円 1,900万円 2,000万円(20倍) -219万円 -219%

レバレッジをかけて投資に失敗した場合には、成功した場合よりも大きく損失が出ます。例えば同じ借入が100万円でも投資が年利10%で成功した場合は利益が19万円なのに対し、投資が年利-10%で失敗した場合は損失が21万円になります。

これは、投資に成功した場合はレバレッジをかけるための借入の利息が利益から差し引かれ、投資に失敗した場合はレバレッジをかけるための借入の利息が損失に加えられるためです。

また、900万円を借入して投資金額を10倍にした場合は、損失が109万円となり元本割れになります。レバレッジをかけた投資は大きくお金を増やせる可能性もあれば、それ以上に大きくお金を失う可能性もある、いわば両刃の剣なのです。

まとめ

今回は「最短最速でお金持ちになる為のお金を増やす3つのコツ・方法」と題して、投資によるお金の増え方のスピードを加速する3つのコツ・方法について解説しています。

  1. 複利で運用する
  2. 1日でも早く始める
  3. レバレッジをかける

についてまとめています。投資は時間をかけて行うものですが、コツや方法を知っていると知らないとでは将来大きな差がつきますので、上手に投資を行いましょう。

投資に関心のある全ての人に有用な記事になれば幸いです。


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