最近話題の金欠解消方法!給料ファクタリングとは?

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給料ファクタリングというものをご存じですか?

ファクタリングいえば、企業や個人事業主が保有している「売掛金」を第三者であるファクタリング会社が買取り、売掛債権保有企業に事業資金を提供することですが、では給料ファクタリングとは何なのか。
ずばり、個人が「給与債権」をファクタリング会社に買い取ってもらって現金を受け取る仕組みとなります。

給与ファクタリングの仕組み

給料ファクタリングは「給与債権」をファクタリング会社に買い取ってもらいます。いきなりそう言われても「給与債権て何?」と思いますよね。その仕組みをご説明します。

まずファクタリングとは簡単に言えば、売掛金(債権)を現金で買い取るというサービスです。
そして「給与債権」とは、社員が会社から給与を受け取る権利(債権)のことです。
「売掛金」は企業が別な企業から商品の対価を後日受け取る権利(債権)のことですので、給与債権も売掛金と同じように現金で買い取ってもらえるサービスが給与ファクタリングとなります

給与ファクタリングの手数料

ローンやキャッシングでは返済までに利息が発生しますが、給料ファクタリングは債権の売却なので返済はなく利息は発生しません。
その代わりに手数料が発生します
手数料はファクタリング会社や金額などによりますが10~20%程度が相場のようです。

30万円のファクタリングであれば手数料は3万円~6万円となり、手元には24万円~27万円が現金として受け取れることになります。
決して低い額の手数料ではありませんので、本当に今すぐに必要なのか、それだけの金額が必要なのか、状況に応じた計画的な利用検討は必要です。

給与ファクタリングのメリット

給与ファクタリングにもメリットはあります。

・いわゆるブラックリストなどの審査がない

給料をもらう権利を売却する、という形態なので、例えば以前の借金で滞納したことがあったりしても影響されることなく利用が可能です。給料をもらう権利を持っていればいいのです。

・借り入れではないので信用調査などに影響がない

借り入れではないので、信用調査などの時に影響がでません

・即日入金可能な会社もある

ローンやキャッシングと同じように即日入金を行ってくれる会社もあります。すぐに必要な時にローンやキャッシング以外の選択肢として検討できるのはうれしいですね。

給与ファクタリングの種類

給与ファクタリングには2種類あります。

2者間によるファクタリング契約

2者間での契約の際は、給与債権の売却申込者とファクタリング会社のみで契約が行われます。
この場合、申込者は通常通り給与が振り込まれたら、ファクタリング会社へ支払いを行います。
申込者に入金後の支払いの手間がありますが、会社には関係がないところでの契約なので知られることはありません

3者間によるファクタリング契約

3者間での契約は、ファクタリング会社と給与債権の売却申込者の他に、申込者の雇用会社の3者で契約が行われます。
2者間での契約と違い、この場合には雇用会社から直接ファクタリング会社へと支払いが行われます。
会社に知られてしまいますが、契約を承認してもらえれば、申込者は支払いの手間がありません

給与ファクタリングの流れ

給与ファクタリングの申し込みから支払いまでは基本的にこの流れになります。

1)ファクタリング会社へ申し込み問い合わせ

2)公的身分証明書(顔写真付き)や給与明細など必要書類の提出

3)提出書類によるファクタリング会社での確認・審査

4)ファクタリング会社からの入金

5)支給給与による支払い

最新の司法の判断

給料ファクタリングは、給料の前借りをするような仕組みのサービスなので、法律上、借金に該当しないとの認識がありました。

しかし、2020年3月24日に東京地方裁判所が給料ファクタリング業者も貸金業社として分類する判決を出したため、貸金業法、出資法の定める法定金利を超える金利での貸付に関しては刑事罰の対象となります。

この影響で違法な金利を取っていた給料ファクタリング業者は減っていくかと思われます。

ですので、給料ファクタリングを利用しようと思っていた方には、法定金利内で貸付を行っている中小のキャッシング・カードローン・消費者金融からお金を借りることがオススメです。下記のページを参考に選んでみてください。

審査が通らない人でも絶対にお金を借りられる消費者金融ランキング【審査が甘い7社】

まとめ

給与ファクタリングについて少しは知っていただくことができたでしょうか。
急にお金が必要になったときの選択肢の一つと考えられていましたが、法定金利内の中小のキャッシング・カードローン・消費者金融を検討する方が良いかと思われます。
業者にもそれぞれのメリット、デメリットがあるため、比較検討することで、失敗せずにより良い選択をすることができるはずです。


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