PBRとは?意味や平均・計算式を解説 株の始め方・銘柄の選び方

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By: Dick Thomas Johnson

株式は多数の投資家の様々な思惑で買われたり売られたりして株価が変動していきます。今の株価が割安か割高かを示す指標がPBRです。

今回は、株の初心者向け銘柄の選び方として「PBRとは?意味や平均・計算式や計算方法」について解説します。PBRは万能の指標ではありませんが、多くの投資家が参考にする指標です。その意味や計算方法、平均を知り、自分の株式投資の意思決定に活用しましょう。

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PBRとは? 株の始め方・銘柄の選び方

PBRとは「Price Book-value Ratio」の略で日本語に訳すと「株価純資産倍率」になり、「ピービーアール」と呼ばれます。PBRは投資家の出資による資本金などから成る会社の純資産(株主資本)の何倍まで株式が買われているかを表しており、株価が割高か割安かを示す指標として使われます。

仮に、会社の事業がうまくいかなくなり会社が解散することになった場合、株主には持ち株数に応じて会社の資産を分配して取り戻すことができる権利があります。株主が分配を受ける原資が純資産(株主資本)であるため、「純資産(株主資本)の何倍まで株が買われているか」という指標が、株が割高か割安かを示すことになるのです。

PBRの計算式・計算方法 株の始め方・銘柄の選び方

PBRは以下の計算式・計算方法で導き出せます。

PBR(倍)= 時価総額 ÷ 株主資本 または PER(倍) = 株価 ÷ 1株あたり株主資本

なお、1株あたりの株主資本はBPSと呼ばれ、以下の計算式で計算されます。

BPS(円)=株主資本 ÷ 発行済株式数

ヤフーファイナンスでPBRを知る

各銘柄のPERはヤフーファイナンスでは下の画像の場所に表示されます(ヤフーファイナンス-各銘柄のページ-詳細情報の参考指標)。

株式投資

自分の気になる銘柄のPBRがどれくらいかチェックしてみましょう。

PBRの意味と平均 株の始め方・銘柄の選び方

このPBRですがどういう意味を持ち、株式投資においてはどう判断したらいいのでしょうか。

PBRの意味

先ほど解説したように、PBRは以下の計算式で求められます。

PBR(倍)= 時価総額 ÷ 株主資本 または PER(倍) = 株価 ÷ 1株あたり株主資本

仮にPBRが1倍であれば、株価と1株あたり株主資本が等しいということになります。会社が解散した時には株主は株主資本を取り戻す権利があるので、株価と1株あたり株主資本が等しいということは、会社が解散した時に投資したお金がそのまま戻ってくるということになります。理論上はリスクが無いという事になる訳です。

PBRが2倍であれば、解散した時に戻ってくるお金の2倍まで株式が買われているということになります。もし会社が解散したとしたら、株主は理論上は投資した金額の半分しか取り戻せないことになるため、PBRが高ければ株価は割高で、PBRが低ければ割安ということになるのです。

このように、理論上はPBRは1倍を下回らないはずですが、実際には1倍を下回る場合があります。この時は非常に割安だと言えますが、経営や企業の先行きに著しい不安がある場合もありますので注意が必要です。

また、PBRは株価と株主資本の関係から計算されるため、分子である株価が上がればPBRは上がり、株価が下がればPBRは下がります。

PBRの平均

また、PBRを投資判断に使う時に知っておいて欲しいのが、会社の規模や成長性で平均的なPBRの数値が異なるということです。一般的にマザーズのような急速に成長していくと考えられる新興企業の平均PBRは高く、東証一部のようなすでに規模が大きく急速には成長しないと考えられる大企業の平均PBRはそれほど高くありません。

証券取引所の日本取引所グループが業種別のPERとPBRを公開しています。

規模別・業種別PER・PBR(連結・単体)一覧

2016年5月を見ると、東証一部の平均PBRは1.1倍で、マザーズは5.3倍です。PBRを投資判断に使う時には、株式市場の平均値と比較して高いか低いかを判断するといいでしょう。

PBRと他の指標の関係 株の始め方・銘柄の選び方

PBRは単独の指標として見ることにも意味はありますが、他の指標とも関連しています。ここでは、次の式を頭に入れておきましょう。

  • ROE × PER = PBR

株式投資

  • ROE・・・株主資本利益率(当期純利益/株主資本の合計。株主資本に対してどれくらいの利益を上げているか=「効率性」を示す)
  • PBR・・・株価純資産倍率(株価/1株当たり株主資本。株が株主資本の何倍まで買われているか=「割安さ」を示す)

株式投資の初心者は、上の図を見ても何のことやら分からないかもしれませんが、それぞれの指標の関連性やROEやPBRの意味や計算式は別記事で詳しく解説しています。あわせてお読みください。

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まとめ

今回は、株の初心者向け銘柄の選び方として「PBRとは?意味や平均・計算式や計算方法」について解説しています

  1. PBRとは?
  2. PBRの計算式・計算方法
  3. PBRの意味と平均
  4. PBRと他の指標との関係

についてまとめています。PBRは株の割安さ割高さを表す指標で、多くの投資家が売買の意思決定の参考にしています。しっかりと理解して自分の株式投資に活用しましょう。

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株の初心者向け銘柄の選び方 前後の記事と記事一覧

みんなの教科書では、株の初心者向け「銘柄の選び方」をファンダメンタルズ分析からテクニカル分析まで、ひとつひとつ解説しています。初めて株式投資を始める方でも記事を順番に読めば、株についての基礎知識を身につけることができます。あわせてお読みください。

  1. ROEとは?意味や計算式を解説 株の始め方・銘柄の選び方
  2. PERとは?意味や平均・計算式を解説 株の始め方・銘柄の選び方
  3. PBRとは?意味や平均・計算式を解説 株の始め方・銘柄の選び方(今回の記事)
  4. PCFRとは?意味・計算式や使い方を解説 株の始め方・銘柄の選び方
  5. EPSとは?意味・計算式や使い方を解説 株の始め方・銘柄の選び方
  6. BPSとは?意味・計算式や使い方を解説 株の始め方・銘柄の選び方

また、株と株式投資に関する全ての記事をテーマ別に一覧としてまとめています。あわせてお読みください。

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株の初心者向け株式投資の始め方 テーマ別記事一覧まとめ

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