1年間で100万円お金を貯める・お金が貯まる4つの貯金方法

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作成日:2015年12月31日 更新日:2018年7月26日

年収が少なくても30歳で1,000万円以上貯金している人もいれば、年収が1,000万円オーバーでも貯金が全然ない人がいます。この違いってなぜでしょうか?その答えは「自然にお金が貯まる方法」を実践しているかどうかの違いなのです。

今回は、貯金が苦手な方でも「1年間で100万円お金が貯まる・お金を貯める4つの貯金方法」を解説します。

 

お金を使う前に貯金する! 1年間で100万円お金を貯める・お金が貯まる4つの貯金方法①

1年間で100万円お金が貯まる・お金を貯める4つの貯金方法の1つ目は、「お金を使う前に貯金する」ということです。「何を当たり前の事を言っているのか?」と思ったかもしれません。ですが、これがお金を貯めるために大事な考え方なのです。

すぐ金欠になってしまう方や貯金ができない人は、「給料などの収入-使ったお金=貯金に回す」という考え方が多いです。お金を貯めるにはそうではなく、「給料などの収入-計画した貯金額=使えるお金」という考え方に改める必要があります。

お金が貯まるメカニズム

とはいっても、やっぱり給料が入ったらそれだけ使いたくなってしまいますよね。そうならないために、お金を使う前に貯金する便利な方法が「財形貯蓄」と「自動積立定期預金」です。

財形貯蓄

財形貯蓄は給料から自動的に天引きされて、自然に貯金ができる仕組みです。普通預金などと比べて金利が優遇されているので、勤務先に財形貯蓄制度があればぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

ただし、どこの勤務先でも財形貯蓄制度がある訳ではないということと、勤務先を通じてお金を積み立てるので引き出しにくいというデメリットもあります。

財形貯蓄が使えない方におすすめなのが、次にご紹介する自動積立定期預金です。

自動積立定期預金

自動積立定期預金は、毎月決まった日に決まった金額を、給料から貯金用の口座に自動的に移してくれる仕組みです。積み立てる金額や期間は自由に決めることができ、またボーナスなどの臨時収入を合わせて積み立てることもできます。

定期預金のためATMでは引き出せないことも、貯金したお金を簡単に使わないポイントになります(万一の時は窓口なら引き出せます)。

自動積立定期預金の申込方法

自動積立定期預金の申込は、銀行の窓口で行う方法・郵送で行う方法・インターネットで申し込む方法の3種類あります。

銀行の窓口で行う場合は、通帳・届出印・身分証明書を持って窓口に行き、説明を聞きながら申込書に記入します。郵送で行う方法は、やはり銀行窓口で必要書類をもらってきて、自宅で記入し申込書を送ります。

楽天銀行はインターネットで手続できますので便利に申し込めます。

楽天銀行 https://www.rakuten-bank.co.jp/

お金を使う前に貯金する! 1年間で100万円お金が貯まる・お金を貯める4つの貯金方法①では、毎月6万円12ヶ月=年72万円の貯金を目指しましょう。

家賃を減らす! 1年間で100万円お金が貯まる・お金を貯める4つの貯金方法

1年間で100万円お金が貯まる・お金を貯める4つの貯金方法の2つ目は、家賃を減らすということです。

貯金できる金額は、給料などの収入から使った費用を引いた金額になります。そのため、収入を増やさず費用を減らすこともお金を貯める方法になります。特に費用のなかでも大きな固定費となっている「家賃」を減らすと効果的です。
※固定費とは、とくに贅沢をしなくても毎月払わなければならないお金のことです。

家賃を減らす方法とポイント

家賃を減らすと聞くと、「そんなことできるの?」「引っ越すしかないのでは?」などと思うかと思います。そもそも、日本では「大家さんに家を貸してもらっている」という意識が強いため、なかなか家賃交渉がしづらい雰囲気がありますよね。

でも実は、今は人口がどんどん減っているため部屋数が借り手を上回ってしまっているため、入居者が出て行くと次の入居者がなかなか決まりづらいのです。大家さんにとっては、空室で収入が得られないぐらいなら多少家賃を下げてでも今の入居者いてもらいたいというのが本音なのです。

また、借地借家法では家賃減額交渉の権利が法的にも認められていますし、実際に家賃の交渉は様々な形で行われているのです。ただし、普通に不動産屋さんや大家さんに「家賃を安くしてよ」と交渉してもなかなかうまくは行きません。家賃を減らす方法にはいくつかのポイントがあります。

家賃を減らすポイント① 更新時に交渉する

更新時にお互い「印鑑」を押して再契約するというタイミングが、家賃を減らしやすいタイミングです。ポイントは、「家賃が下がったら更新したい」という意向を前提にすることです。

「更新して引き続き住みたいのだが、事情があって家賃を下げてもらうと助かりますがいかがでしょうか?」「この家賃だと更新は難しいのですが、1万円下げてもらえるなら更新したいのです」というような話し方がいいでしょう。

交渉にうまくいった時にもお互い気まずい思いは避けたいものです。できるだけ交渉は低姿勢に進めましょう。なお、交渉がうまくいかなかったから更新できないということはありませんので安心してください。

家賃を減らすポイント② 1月~3月からの繁忙期を避け5月以降に交渉する

家賃交渉のタイミングのもう1つが、繁忙期を避けるということです。一般的に4月に引っ越しや転勤が多いため、1月から3月までは繁忙期にあたります。

大家さんも不動産屋さんもこの時期は4月からの入居が見込めるため、交渉に強気になりがちです。逆に、5月以降は「ここで今の入居者に出て行かれる来年まで空室になる可能性がある」という不安から、交渉に弱気になる傾向があります。

家賃を減らすポイント③ 交渉に有利な情報を集める

家賃を減らすポイントの3つ目が、交渉に有利な情報を集めるということです。具体的には以下のような情報をもとに家賃引き下げの交渉します。

  • 近所の同条件の物件の相場(が安い)
  • 物件のマイナスポイント(騒音がうるさい、日当たりが悪くなったなど)
  • 物件の人気が下がっている(同じマンションやアパートに空室が出てなかなか決まらないなど)

特に、実際の物件を調べて資料を見せながら話すと「本気で引っ越しを考えている」という感じがだせて効果的です。

家賃を減らす! 1年間で100万円お金が貯まる・お金を貯める4つの貯金方法②では、毎月5千円12ヶ月=年6万円の貯金を目指しましょう。

通信費を減らす! 1年間で100万円お金が貯まる・お金を貯める4つの貯金方法

1年間で100万円お金が貯まる・お金を貯める4つの貯金方法の3つ目は、通信費を減らすということです。通信費とは、今や誰でも必需品なスマホやインターネットなどにかかる固定費です。

家賃と同じようにこういった固定費を減らす大きなメリットは、1回下げることでそれから永遠にコストが下がるため、年間では数万数十万費用が減る場合があるということですね。

「格安スマホ」「格安SIM」でスマホの料金を減らす

スマホというとdocomoやsoftbankなどのキャリアと契約して使うのが一般的ですが、格安スマホや格安SIMと呼ばれる「携帯電波をキャリアと契約していなくても使えるようにするサービス」を利用することで、スマホの料金を大きく減らすことができます。

格安スマホや格安SIMは、沢山存在するMVNO(携帯電話の回線網を自社では持たず、回線網を実際に保有する他の事業者から借りて自社ブランドで通信サービスを行う事業者)のサービスを利用することで料金を安くできます。

簡単に言うと、docomoやsoftbankから回線を借りて営業する事業者のサービスということです。

月々の電話やインターネットの使用度合いにもよりますが、最低月数百円~2000円台から利用できるものが多いです。普通の人の使い方だと月5000円ぐらいで済むでしょう。

格安スマホにはいくつかサービスがありますが、3ヶ月間無料サービスの「Uモバイル」がおすすめです。

Uモバイル https://umobile.jp/

自宅のインターネットはWiMAX2+にして料金を減らす

自宅に光回線などインターネットを使っている方は、WiMAX2+に切り替えることでインターネット通信費を減らすことができます。WiMAX2+は月に3,800円前後で自宅や外出先でインターネットを楽しめるため、固定回線よりもはるかに便利なのでおすすめです。

以前は、WiMAX2+は月に7GBを超えるととたんにスピードが落ちるという設定でしたが今は十分に改善されています。私も実際自宅や外出先で使っていますが、通信エリアや通信スピードなどほとんど問題ありません。また、どうしても回線スピードを上げたい場合にはWiMAXやLTEに切り替えも可能です。

WiMAX2+ではなくWiMAXですが、Broad WiMAXなら月々2,856円とかなり安く使えますのでおすすめです。

Broad WiMAX https://wimax-broad.jp/price/

通信費を減らす! 1年間で100万円お金が貯まる・お金を貯める4つの貯金方法③では、毎月1万円12ヶ月=年12万円の貯金を目指しましょう。

保険料を減らす! 1年間で100万円お金が貯まる・お金を貯める4つの貯金方法

1年間で100万円お金が貯まる・お金を貯める4つの貯金方法の4つ目は、保険料を減らすことです。

生命保険やがん保険、火災保険や自動車保険など沢山の保険がありますが、保険料は定期的に見直すことで費用を下げることができます。

今加入している保険証券を別の保険代理店に持っていく

保険料についての基本的な考え方は「今加入している保険の証書を別の保険代理店に持っていけば、同じ条件でも保険料は下がる」ということです。これは何社もの保険代理店の社長に確認し、実際に自分でも行ってみた方法なので間違いありません。

基本的に保険会社や保険代理店はある程度の利益を確保している上、契約達成のノルマが厳しいため「今より1円でも安くなるなら保険を変更する」という話を持っていけば保険料が下がる可能性が高いです。また、この方法は生命保険や損害保険などどんな保険にも適用できます。

複数の保険を扱う保険代理店で内容を見直す

保険については専門的な知識や今後の見通しなども考えなくてはならないため、まずは専門家に無料診断してもらい、その上で保険内容や保険料を見直す方法が良いです。

その際、特定の保険会社の担当者に相談するとその保険会社の保険しか入れないため、内容をきちんと比較して安くて条件の良い保険に入るためには、複数の保険を扱う保険代理店で保険内容を見直す必要があります。

自分で見積を一括取得して安い保険を探す

また、自分で保険の見直しを行う場合も、インターネットサイトを利用して、複数の会社の見積を一括で取得・比較して申し込むといいでしょう。インターネットで無料で一括見積できるサービスは以下があります。

生命保険一括見積もり 価格コム保険
火災保険一括見積もり https://www.jutapon.com/fire/

掛け捨ての共済を利用する

独身で多額の生命保険が必要ない場合は、都民共済・県民共済・全労済などの共済の方が、一般的な生命保険よりも保険料が安い上に補償内容がそれほど変わらずおすすめの場合があります。

都民共済 http://www.tomin-kyosai.or.jp/
こくみん共済(全労済) http://www.zenrosai.coop/kyousai/kokumin.html

保険料を減らす! 1年間で100万円お金が貯まる・お金を貯める4つの貯金方法④では、毎月1万円12ヶ月=年12万円の貯金を目指しましょう。

まとめ

今回は、「1年間で100万円お金が貯まる・お金を貯める4つの貯金方法」を解説しています。

  • お金を使う前に貯金する!自動積立定期預金 月6万円12ヶ月=年72万円
  • 家賃を減らす!3つのポイント 月5千円12ヶ月=年6万円
  • 通信費を減らす!格安スマホとWiMAX2+ 月1万円12ヶ月=年12万円
  • 保険料を減らす! 月1万円12ヶ月=年12万円
  • 合計102万円

今回ご紹介する方法をうまく活用すれば、年102万円お金を貯めることができます。ぜひ1年で100万円お金を貯めてみてください。まずはこの方法で100万円貯めてみてから、200万・300万・・・1000万円と貯金を増やす方法を実践していきましょう!

 


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